
キムチに入っている生姜も殺菌作用に優れ、発汗や解熱・消炎、保湿などの効能もあるため、風邪の予防や症状改善に有効です。またニンニクと生姜は、ともに抗酸化作用が強く、老化や生活習慣病を防止します。ニンニクと生姜は、アメリカの国立がん研究所の、がんを防ぐ野菜リストの最上位にもランクされています。
【スタミナアップ】
キムチの副材料として使われる、あみやいかの塩辛。こうした魚介類に含まれる動物性タンパク質は、醗酵によってアミノ酸に分解され、消化・吸収されやすくなっています。そのなかには、肝機能を高め、血圧やコレステロールを下げるタウリン、疲労に対する抵抗力をつけるアスパラギン酸などがあり、これらは栄養ドリンクにも入っているスタミナ成分です。
またカルシウムなどのミネラルも、醗酵で吸収されやすくなっており、キムチは栄養バランスの良い食品です。なお動物性タンパク質は、乳酸菌のえさとなって乳酸菌を増やす働きもしています。
【漬け汁にも栄養が】
キムチの漬け汁には、乳酸菌がいっぱいです。漬け込まれた野菜以上の乳酸菌が含まれています。また唐辛子やニンニク・しょうがの成分、タウリンやアスパラギン酸などのスタミナ成分も、漬け汁に多く含まれているので、漬け汁を捨ててしまうのはもったいないことです。漬け汁も一緒にご飯にかけたり、料理に使ったり、残った漬け汁を再利用したりして、余さずに使い切ってしまいましょう。